2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
南大門をくぐり、バイヨン(アンコールトム)に到着した。 初めてここを訪れた時は、まるで違う惑星に迷い込んで しまったかのような不思議な気持ちに囚われた。 日が陰っている時のバイヨンは、冷たく巨大な灰色の塊となり、 その頂きから見下ろす像の微笑…
国道沿いの掘っ建て小屋でパンク修理を終え、 私は再びラオス人少女の運転するミニバイクの背にまたがった。 目指すは、雄大なメコンの濁流が激しくぶつかり合い 轟音を立てて流れ落ちるコーンパペンの滝。 普段は、悠々と穏やかに流れるメコン川だが、 ここ…
南大門をくぐれば、、、バイヨン(アンコールトム)は、もう間近。
シュムリアップに到着して、初めての朝を迎えた。 前日、すでに立ち寄ったアンコールワットではあったが、 やはり、遺跡巡りの出発地としては、どうしてもここから始めたくなる。 そして、朝日に映えるこの遺跡は、昼間とは、まったく違った表情を見せてくれ…
プノンバケンの丘の上から、熱帯のジャングルに沈む夕陽を眺めた後、 バイクタクシーの背に乗って、再び町へ戻ることにした。 日が沈むと、急速に気温は低下する。 バイクの切る風が半袖の肌に冷たい。 音痴な運転手の鼻歌だけが、暗い夜道の退屈しのぎとな…
ネパールの旅の最終日、カトマンズ郊外のスワヤンブナートの丘へ登った。 カトマンズの町を一望できるこの丘には、ボウダナート(※)よりは少し 小さなストゥーパがあって、古より「ブッダの目」が人々の暮らしを見守っている。 最近のカトマンズの急速な変…
そのラオス人の少女と私は、代わる代わるパンクしたミニバイクを押しながら、 ラオス南部の国道沿いを先へ先へと進んでいった。 ちょうど6回目の「交代」をした時、彼女が国道脇の小さな木造家屋を 指差して、私には分からないラオス語で何かを言った。 言…
アンコールワットを後に、プノンバケンの丘の上へ。 そろそろ日没の時間も近い。 この小さな丘は、アンコール遺跡群を一望でき、また広大なジャングルに 沈む夕陽を見ることができるスポットということで、、、夕方5時を過ぎる 時間となると、すごい人数の…